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「もうやってられない」、女性企業幹部が大挙して退職-疲労や失望で
新型コロナウイルスのパンデミックが米国を襲った時、女性が大挙して退職。2年後の今、女性の労働参加率はパンデミック前の水準へと着実に戻りつつあります。その一方で、多くの上級職の女性が疲労困憊し、仕事上の野心と私生活の間で引き裂かれているようです。
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ChatGPT、能弁なロボットか誤情報の発信マシンか
一般公開された「チャットGPT」は膨大な情報をくまなく探し、自然に聞こえる文章をクエリーやプロンプトを基に生み出しています。さまざまなプログラミング言語コードの作成・修正が可能で、詩やエッセーを文学的スタイルまで模倣して書ける一方で、賢そうに聞こえる誤情報をインターネットに大量に流す恐れもあると警告する専門家も。
【日本インサイト】次の⽇銀総裁はバランスシートの膨張をどう抑制するか
来年4月に就任する日本銀行の新総裁は、日本の国内総生産(GDP)の123%に膨らんだバランスシートを引き継ぐことになりそうです。今後の日銀の政策選択の余地を多かれ少なかれ制限するため、いずれは大規模な金融緩和からの出口が必要になってきます。ブルームバーグ・エコノミクスでは最も可能性の高い道筋を予測する上で重要な数字を確認し、推計しました。
Research
メタバースは既に現実のものに-驚くべき4つのBIチャート
事業戦略の軸足をメタバースプラットフォームに移す企業が増える中、決算報告においてメタバースという用語が言及される回数が2021年に急増しました。言及回数が最も多いのは 米ロブロックス、米ユニティ・ソフトウエア、フェイスブック、中国のテンセント・ホールディングス(騰訊)といったハイテク企業ですが、消費関連、金融、不動産といった他の業界でもこの用語の使用が広がり始めています。
LIBOR移行:財務担当のための3ステップ
LIBORに連動する金融商品の総額は200兆ドルを超えます。移行が最終章に近づく中、プロセスを簡素化するために、以下の3ステップを財務担当者の方にお勧めします。
LIBOR廃止後を見据え、アジア先進国の金融機関は準備着々も新興国に遅れ
LIBORの公表停止が2021年末(米ドルLIBORの一部は2023年6月30日)に迫る中、アジアでは日本、香港、シンガポール、オーストラリアなど先進国の金融機関は規制主導で移行準備を整えており、依然として明確な方針が欠如している新興国市場に先行しています。アジア市場におけるLIBOR参照契約の規模は大きく、移行が実務上難しい「タフレガシー」債券の発行残高は560銘柄、金額で1900億ドルにのぼります。
コロナ禍終息後の生命保険会社
新型コロナウイルス危機によって世界中が突然、新常態への対応を余儀なくされることになり、生命保険会社の場合、パンデミックは、事業活動から顧客や従業員、投資家までを混乱に陥れました。課題の多くはコロナ危機によって直接もたらされたものだったといえますが、規制面での不透明感や格付け機関による頻繁なレビュー、低金利環境の問題など、コロナ危機以前からあった課題もあります。
新型コロナと技術革新をテーマに河野大臣とシーゲル氏が対談<ブルームバーグ・バーチャルラウンドテーブル>
ブルームバーグが先日主催したバーチャルラウンドテーブルで河野大臣とデビッド・シーゲル氏が対談、新型コロナウイルス感染症が世界的に及ぼす影響、コロナ禍における生活とビジネスから学び得たこと、デジタルトランスフォーメーションや自動化が仕事と社会に及ぼす影響、そしてグローバル規模で進むこの壮大な変革における政府の役割について議論されました。
【日本インサイト】長期金利と避難通貨需要-2大変化が導く円安
世界経済の回復に伴い、円は対ドルで、日米金利差の拡大と円の避難通貨としての需要減少という二つの点で、脆弱になりつつあります。ブルームバーグ・エコノミクス(BE)の為替モデルは、米国がコストプッシュ型のインフレに直面する中で円は弱くなり、特に長期債利回りの変化に敏感であることを示しています。3つのシナリオでドル・円相場の向こう2年間の見通しを検討しました。