LIBORは危険な魅力をもつゾンビ?

廃止まであと2年余りとなっても、使い勝手の良さ、移行作業の複雑さ、長年の慣習などの理由から、LIBIORはまだ幅広く使用されています。廃止を保留すれば、LIBOR切り替えに対する市場のインセンティブは一層弱まり、予定通り廃止すれば、ドル、ユーロ、ポンドなどの巨額の金融契約が利息の支払に使用している参照金利がなくなってしまいます。

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レポ市場の混乱もLIBOR移行には明るい材料

9月の米レポ市場の混乱は、FRBがドルLIBORの代替として選択した担保付翌日物調達金利(SOFR)の有効性に多くの疑問を投げかける一方で、取引量の拡大という明るい材料も出現しました。

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ECB、ベンチマーク短期金利の移行を開始

欧州中央銀行(ECB)は2019年10月2日、LIBORから新しい短期金利ベンチマーク(ESTR)への移行プロセスを正式にスタートさせました。新しい指標金利はユーロ圏銀行の翌日物借入コストをベースとするもので、10月1日はマイナス0.549%に設定されました。(ECB発表)

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それでもなおSOFRがLIBORの有力代替ベンチマークであり続ける理由

2019年9月、米担保付翌日物調達金利(SOFR)は大きく変動しましたが、なお最も現実的なLIBOR代替金利ベンチマークであると見られています。市場金利をベースとするベンチマークは一時的に大きく変動することがあるからです。

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サーキュラーエコノミーの世界では「調達、製造、利用、そして再利用」

気候変動と環境悪化への懸念を背景に、直線型に替わって、循環型経済(サーキュラーエコノミー)への支持が高まっています。廃棄物ゼロで新たな資源を全く必要としない完全なサーキュラーエコノミーを実現することは不可能ですが、システムから最大限の無駄を排除することで、新たな資源の投入を削減することは可能です。よりサーキュラー型のサプライチェーンへシフトし、リサイクルされた素材への切り替え、製品寿命の延長、寿命を終えた製品のリサイクル率の向上などが企業にも求められています。

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2021年末のLIBOR廃止、延期と見るのは4分の1

各国金融機関、多国籍企業など計177社を対象としたアクセンチュアによる調査では、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)からの移行期限が延期されるとの回答が23%。移行の詳細が不透明であることから、回答企業の半数が規制当局からの救済措置を期待しています。

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EUタクソノミー:世界のサステナブル投資に影響?

欧州委員会が設置したサステナブルファイナンスに関するテクニカル・エキスパート・グループ(TEG)は、低カーボン投資促進に向けた市場の動きを加速する環境を構築するため、サステナブル活動の分類基準をまとめました。それが、気候変動緩和および気候変動適応のためのEUタクソノミーです。

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LIBOR廃止に向けて準備を進めるウォールストリート

世界の規制当局が、LIBORは終わりの時を迎えつつあると警告を発しており、残された選択肢は終わりに備えることのみです。

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トランジションボンドでブラウン企業がグリーンに変わるかも?

トランジションボンドと呼ばれる新しいコンセプトに注目が集まっています。調達資金は、発行体が自社のビジネスをより環境にやさしい方向に転換するために使われます。「グリーン」の解釈が大幅に拡大されるため、削減されるべき汚染への対応が進むことが期待される一方で、投資家は透明性を要求しています。

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