Research

気候変動に関する株主提案が減少-環境団体や規制当局の出番か

企業が気候変動への取り組みや戦略⽅針などの是非を株主に問う「セイ・オン・クライメート(Say-on-Climate)」は、今年の年次株主総会シーズン以降に提案数が31%減少している上、株主による決議が必須ではありません。

ESG and サステナブル・ファイナンス

Article

サステナブル投資をコモディティ指数に取り込むことはできるのか

気候変動リスクと持続可能な経済開発のいずれの面から見ても、サステナブル投資はこの10年で投資家の議論においてますます重要なテーマとなっています。 株式や債券ポートフォリオではサステナブル投資は一般的なものとなっていますが、コモディティ投資家の間ではまだ十分に受け入れられているとはいえません。

投資・トレーディング

Market Analysis

【端末活用術】エネルギー移行は金属市場にどう影響するか

地球温暖化の緩和に向けた世界的な取り組みは、自動車の電動化にせよ、送電網の転換にせよ、工業用金属に依存しています。このカテゴリーには現在、ロンドン金属取引所などの取引所で長く売買されている金属に加え、バッテリー用の金属やレアアース(希土類)元素も含まれます。

投資・トレーディング

Research

日本企業のサステナビリティー開示、人的資本投資で無形資産を強化

2023年3月を決算期末とする企業から、有価証券報告書において女性管理職比率、男性育児休業取得率、そして男女間賃金格差の開示が改善策と共に求められるようになりました。これらの情報は今後、ESGを考慮した銘柄選定や「S(社会)」の分析、投資家エンゲージメント、株主総会での議決の判断に利用されていく可能性があるため、企業は指標改善を目指す必要があるでしょう。

ESG and サステナブル・ファイナンス

Research

2023年に注目される 気候テックのスタートアップ企業

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・パイオニア賞2023の受賞者が4月17日に発表されました。この賞は、毎年恒例のコンテストを通して、世界の脱炭素化を加速し、気候変動を食い止める可能性を秘めたゲームチェンジャーとなるテクノロジーやイノベーションに贈られるものです。

ESG and サステナブル・ファイナンス

Market Analysis

アジアのETF投資家の焦点はAI、暗号資産、中国

テクノロジーに焦点を当てた上場投資信託(ETF)は世界の運用資産額が年末までに3000億ドル(約42兆6000億円)に、中でも人工知能(AI)に焦点を当てたETFは2030年までに350億ドルに達すると予想されています。資家の関心は暗号資産(仮想通貨)からAIへとシフトしているようです。

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Research

先進国債券市場で環境債プレミアムが顕在化

先進国債券市場ではグリーンボンド(環境債)に付くプレミアム価格、いわゆる「グリーニアム」が顕在化しており、これらの債券の利回りは普通社債を最大40ベーシスポイント下回っています。

投資・トレーディング

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セルサイドのプライシングモデルにおけるデジタル革命

セルサイドの企業の最も重要な役割は価格発見と流動性供給ですが、デジタル化によって、従来とは異なる強力な方法でこれらの役割を果たすことが可能になります。

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Market Analysis

【端末活用術】インカム戦略型の日本株ETFに資金が流入-3月の市場混乱後

投資家は日本株のリターンを求めてインカム戦略に着目しているようです。欧米の銀行の破綻や救済が日本の株式市場にも打撃を与えたことを受け、今年3月半ば以降、東証株価指数(TOPIX)への累計資金流入が増加しています。

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