2020.06.25

Power of Out 2020

世界各地でLGBTQ+の権利や文化、コミュニティへの支持を示したさまざまなイベントが行われる6月、ブルームバーグはVISA社と共催で、「Power of Out」と題したオンライン・パネルディスカッションを開催しました。本イベントでは、東京およびシンガポール在住のパネリストが、それぞれのカミングアウト体験やLGBTQ+としての職場での日常、そして安全な空間やアライ(LGBTQ+を理解し支援する人)について、個人的な経験を共有し、「ありのままの自分自身を受け入れる」という、誰にとっても重要であろう課題について語ってくれました。

登壇者はVISAのコンシューマーソリューション部門ヘッドでバイス・プレジデントのコナー・リンチ氏(以下“コナー”)、ブルームバーグL.P. カスタマーサポート部門、近藤ノエラニ(以下“ノエル”)、同じくエンタープライズデータセールス サポート部門 カルビン・ラウ(以下“カルビン”)の3名で、聞き手はVISAダイバーシティ・インクルージョンチームのリードを務めるビアンカ・ストリンギーニ氏です。視聴者は両社合計で110名以上にのぼりました。

セッションを通じてパネリストから伝わってきたメッセージは以下の3点に集約されています。

  1. 職場におけるインクルージョンポリシーは、
    当事者を勇気づけ、パフォーマンス向上につながる
  2. カミングアウトは無理はせず自分のペースを大切に
  3. アライは、人ひとりの人生を変える力がある。
    さりげないサポートを「見える」かたちで。