ブルームバーグ・ファイナンス・エル・ピーは、取引主体識別子(LEI)の認定発行機関です。グローバル取引主体識別子システムの付番機関(LOU)として、ブルームバーグはLEIの登録と記録の管理を行っています。LEIは、金融取引に参加する取引主体を一意に識別することで、市場における透明性を一層高めることを目的としています。当識別子および関連参照データの規格は、国際規格 ISO 17442で定義されています。LEIは世界規模での使用が認められており、一部の市場監督機関や当局の下ではすでに報告要件の1つとなっています。ブルームバーグは、自社で管理するすべてのLEIデータを含むデータベースを無料公開することで、取引主体の識別子、リスク、およびエクスポージャーの調査に役立つ情報を提供しています。
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第2次金融商品市場指令(MiFID II)およびそれに付随する金融商品市場規則(MiFIR)が2018年1月3日に施行されます。これにより、2007年に欧州連合が設置した現行の枠組みが拡大されます。金融危機の発生と第1次金融商品市場指令(MiFID I)以降の市場環境の変化を受けて、この新たな枠組みは、金融市場の透明性を一段と高め競争をさらに促進すること、そして投資家保護の仕組みを拡充することを目指しています。各種識別子は、市場参加者が果たすべき多くの報告義務の中でも不可欠な項目でなり、中でも、LEIは重要な役割を果たします。LEIの取得は、MiFID要件の1つとして、取引に関与するすべてのカウンターパーティーに求められることになります。これはカウンターパーティーの所在地を問いません。また、欧州以外の一部の国の規制当局はすでに、取引報告のためにLEIを取得することをカウンターパーティーに義務付けています。
詳細は、lei.bloomberg.com (英語)をご参照ください。
ブルームバーグ・エンティティ・エクスチェンジは、安全なプラットフォームを介して、迅速で効率的かつ柔軟なサービスを提供し、取引においてカウンターパーティーが顧客データや機密文書を管理・共有できるよう支援しています。
詳細は、entityexchange.bloomberg.com (英語)をご参照ください。
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