2020年5月28日
ブルームバーグ・エル・ピー
~データ統合とスムーズなワークフローを実現する革新的ソリューション~
【ニューヨーク-2020年5月28日】JPモルガン・セキュリティーズ・サービシーズとブルームバーグは、本日、フロントからバックオフィスまでのプロセス、プロダクトおよびデータ統合を通して、取引後ワークフローを変革するソリューションに関する協力について発表しました。
ブルームバーグの業界をリードする投資および注文管理システムであるAIMと、JPモルガンが持つ最先端バックオフィス・テクノロジーおよび業務専門性を組み合わせることで、バイサイド・クライアントの業務コストを低減するシームレスで完全に統合されたリアルタイムの決済プロセスを提供します。このサービスは現在、ブルームバーグと JPモルガン・セキュリティーズ・サービシーズの初の共同クライアントに利用いただいており、他のバイサイド・クライアントにも提供されています。
クライアントは、既存のブルームバーグ AIM 注文管理システム内で業務運用しながら、カストディアン データが強化した取引後ワークフローをリアルタイムで実現することができます。このサービスは、業務プロセスとデータ統合を一元管理し、合理化することで、手作業を削減し、透明性を高め、それにより取引後のリスクとコストを軽減します。これは、ブルームバーグとJPモルガン・セキュリティーズ・サービシーズとの間で進行中の一連のフロント/バックオフィス統合ポイントの最初のポイントとなります。
ブルームバーグのバイサイド・プロダクトのグローバルヘッド、 Ian Peckettは次のように述べています。「業務モデルの最適化は、お客さまにとって重要な目標です。」「当社は投資プロセス全体を対応可能にすることを引き続き優先課題としています。クライアントがJP モルガンのような大手サービスプロバイダーに接続することで、断片化したワークフローを改善し、複雑さを管理し、ビジネス拡大を図るようサポートしてまいります。」
JPモルガン・セキュリティーズ・サービシーズのマネージング・ディレクター、Naveen TV氏は次のように述べています。「バイサイド・プロセスの合理化にとり最も難しい課題の一つは証券サービス・プロバイダーとの相互運用性です。この統合により、クライアントはブルームバーグAIMの中で、強化された取引データセットや業務ワークフローの共有が可能となり、業務の延長線上でJPモルガンを活用することができます。」
「この真の統合を通して、バイサイド・クライアントは取引データをよりよく管理し、スムーズなワークフローとライフサイクルの透明性をリアルタイムで実現することができます。この結果、フロントとバックオフィス全体に大きな価値がもたらされます。多くのバイサイド・カスタマーが新たに効率性に優れたソリューションを活用することになります。これは業務モデルの進化につながる可能性を秘めた、画期的なソリューションだといえます。」
ブルームバーグAIMは、世界90カ国以上で最大手の資産運用会社、ヘッジファンド、保険会社、ペンション・ファンド、政府機関などを含む850社以上、1万4000人近くの専門家が使用するバイサイド・オーダー・マネジメント・システム(OMS)です。
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*本プレスリリースはBloombergが2020年5月28日(現地時間)に英語で発表を行ったプレスリリースを日本語に翻訳・再編集したものです。オリジナルのプレスリリースの正式言語は英語であり、この内容および解釈については下記の英語版が優先となります。英文オリジナルにつきましてはこちらのサイトをご参照ください。