2024年4月23日
ブルームバーグ・エル・ピー
【ニューヨーク】ブルームバーグは、本日、アマゾンウェブサービス（AWS）上で同社のFIXとSWIFT接続が可能になったことを発表しました。これにより、当社が提供するさまざまな接続ベースのサービスへのアクセスを高性能、迅速、かつ高い信頼性でお客さまに提供できるようになりました。
この接続には、バイサイドの取引執行・注文管理システムをブルームバーグの世界中のブローカーのネットワークに接続する「FixNet」が含まれます。AWSのお客さまは、FixNetとのシームレスな統合により1600社以上のセルサイドのカウンターパーティーにアクセスできるようになります。
ブルームバーグのSWIFTサービスビューロは、SWIFTネットワーク上の1万1500の機関投資家へのアクセスをユーザーに提供します。このマネージド接続サービスは、コスト効率の高いスケーラブルなインフラ、モニタリング・ツール、SWIFTの専門知識へのアクセスを提供するほか、お客さまにグローバルサービスチームをご利用いただけます。
本日発表したクラウドベースの新FIX／SWIFT接続は、AWS PrivateLinkを活用し、通常のインターネットにデータが公開されることなく、仮想プライベートクラウド（VPC）、対応するAWSサービスおよびユーザーの自社ネットワーク間のプライベート接続を提供します。
「AWSとブルームバーグの機能を活用することで、最小限のメンテナンスで強力なインフラを構築することができ、継続的で煩雑なメンテナンスから解放されました。AWSが提供する豊富なサービスとツールにより、当社はシンプルでありながら強力かつ卓越した可用性を誇るソリューションを開発することができました。これは当社のような開発者にとっては不可欠なことです。インフラ支援業務に振り回されることなく、開発イニシアチブに集中することができるからです」とマキナ・キャピタルの共同創業者兼最高技術責任者（CTO）、ジル・フォリーク氏は述べています。
FIXとSWIFTの接続は取引、コンファメーション、決済、支払いなど、多くの業務ワークフローにとって重要な要素です。これらのシステムでは、ネットワークに接続してカウンターパーティーと連絡を取り合うために、信頼性が高く、柔軟かつ拡張性の高い方法が必要になります。システム接続と並んで、カスタマイズされた統合ワークフローは、接続システムのメッセージの相違を克服するのに役立ちます。ブルームバーグiPaaS（Integration Platform as a Service）では、REST API、FIX、MQ、SFTP、SWIFT MTからMXメッセージングに至るまで、さまざまなオプションを使用してカスタマイズされた接続とメッセージングを利用できます。
ブルームバーグのエンタープライズ・テクノロジー事業は、ブルームバーグiPaaS、モニタリング・システム、APIとの高品質な接続性とカスタム統合を提供し、お客さまがシステム間のワークフローのニーズを満たせるよう支援しています。
ブルームバーグについて
ブルームバーグは、世界のビジネス・金融情報のリーディング・カンパニーとして、市場に透明性、効率性、公平性をもたらす、信頼性の高いデータ、ニュース、インサイトを提供しています。当社は、お客さまがより多くの情報に基づいた意思決定を行い、より良いコラボレーションを促進することを可能にする信頼性の高いテクノロジー・ソリューションを通じて、世界の金融エコシステムにおいて影響力のあるコミュニティーをつなぐ支援をしています。詳細については、Bloomberg.com/companyをご覧いただくか、デモをリクエストしてください。
＊本プレスリリースは Bloombergが 2024年4月23日(現地時間)に英語で発表を行ったプレスリリースを日本語に翻訳・再編集したものです。オリジナルのプレスリリースの正式言語は英語であり、この内容および解釈については下記の英語版が優先となります。英文オリジナルにつきましてはこちらのサイトをご参照ください。