ブルームバーグ男女平等指数

ブルームバーグ男女平等指数（GEI）は、 方針策定や表明、透明性を通じて男女平等に向けた取り組みを積極的に開示する上場企業のパフォーマンスを追跡します。

企業の環境・社会・ガバナンス（ESG）に関するデータの透明性や標準化、パフォーマンスを求める声は、かつてないほど高まっています。企業のESGデータにおける社会的側面を定量化することは、人的資本を財務的マテリアリティ（重要課題）に関連付ける上で今や不可欠となりました。

ブルームバーグ男女平等指数（GEI） は、企業の平等に向けた取り組みの第一歩となるものです。

ブルームバーグは過去7年間にわたり、ブルームバーグ男女平等指数（GEI）を通じて、職場における男女平等に世界の注目を集めるべく取り組みを続けてまいりました。GEIが創設された当初は、男女平等の目標に向けた企業各社の進展状況を示すデータを収集するための枠組みは他にはほぼ存在せず、GEIほど信頼性の高いものは明らかに皆無でした。

今やESG（環境・社会・ガバナンス）は企業・投資家双方にとって最優先事項とされており、さまざまな枠組みの中から選択できるまでになりました。企業各社の進展状況を報告することへの関心の高まりは喜ばしい一方で、報告のために各社に課せられる負担は膨大であり、その上、さまざまな枠組みの間で報告項目が共通していないため、結果として得られるデータに不整合が生じています。そのため、企業各社も投資家たちも、より合理化された報告の必要性を示すようになりました。

このような見解を受け、ブルームバーグでは、ブルームバーグ男女平等指数（GEI）調査票を介して企業各社からデータを直接収集するという、調査票に基づくプロセスを見直すことになりました。今後は、男女平等に関連する主要な各種項目がブルームバーグのESGスコアに反映されるようになります。GEIへの組み入れの判断に使用されるデータは、企業各社がサステナビリティリポート、CSR報告書、年次報告書で公表するデータから取得されます。

これにより、男女平等に関する報告のより標準化された評価が可能になるほか、報告に伴う企業各社の負担を軽減し、かつ企業が公表するESGデータをより適切にGEIに反映できるようになります。

ブルームバーグ男女平等指数 (GEI) 主要パフォーマンス指標（KPI）

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