Article
2024年のインデックス展望:サステナビリティ
2023年を通じてアジア、中東、欧州のアセットオーナーとオープンな議論を重ねた結果得られた、2024年にサステナブル・インデックス市場を支配すると考えられる中核的なトレンドをご紹介します。
Article
世界初のトランジション国債、2月に発行
世界各国で脱炭素に向けた取り組みが加速する中、日本政府は2月、「GX(グリーントランスフォーメーション)経済移行債」の個別銘柄として、世界初のトランジション国債となる「クライメート・トランジション利付国債」を発行する予定です。
News
JPモルガンやアックマン氏が勝った23年-負けはクレディS債投資家
人工知能(AI)ブームが株式市場を救い、ベッド・バス・アンド・ビヨンドへの賭けはアマチュアのデイトレーダーを撃沈。投資のプロは中国買いが裏目。銀行債から暗号資産(仮想通貨)に至るさまざまな資産が今年、予想に反して急落、あるいは急騰する中、仮想通貨の熱狂的なファンは一発逆転し、ESG(環境・社会・企業統治)の「バブル」は崩壊。こうした動きの背景には、米連邦準備制度による破壊的な金融引き締めがあり、その結果、新たな勝ち組と負け組が生まれました。
News
【コラム】日本の政治が根底から覆る公算、世界に波及も-リーディー
日本を大きく揺るがした戦後最大の政治スキャンダルとして知られるロッキード事件の発覚から半世紀が過ぎようとする今、長期政権を維持している自民党を裏金疑惑が直撃している。回の疑惑を単なる政治資金の記載漏れという問題として片付けてはならない。リーディー氏によるコラムです。
News
脱炭素目標の「未達ドミノ」に懸念、COPで進捗状況を初検証へ
アラブ首長国連邦(UAE)で30日から始まる国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)は、世界全体の地球温暖化対策の進捗状況を初めて検証。主要7カ国(G7)などはネットゼロに向けて2030年の排出量削減の中間目標を掲げる一方で、達成を楽観視できる状況にはなく、専門家からは目標未達が相次ぐ事態を懸念する声が出ています。
Article
グリーンな方向に進むユーロ国債インデックス
世界中で気候変動の影響に関する認識が広まる中、グリーンボンド発行額は急速に増えていますが、債券全体の規模に比べるとまだ小さいことから、投資家は総合的なベンチマーク・インデックス内でグリーンボンドをオーバーウェートとすることで、グリーンボンドへのエクスポージャーをある程度得ることができます。
Research
気候変動に関する株主提案が減少-環境団体や規制当局の出番か
企業が気候変動への取り組みや戦略⽅針などの是非を株主に問う「セイ・オン・クライメート(Say-on-Climate)」は、今年の年次株主総会シーズン以降に提案数が31%減少している上、株主による決議が必須ではありません。