ジェンダーギャップをなくすために~職場で実践できる知識とアイデア~

世界経済フォーラムが昨年末に発表した報告書によると、経済的な男女平等を実現するには202年もかかるそうです。全体的には改善傾向が見られますが、経済的な男女格差を完全に解消するには長い年月がかかります。この格差を少しでも早くなくすために、どんなことができるのか考えてみましょう。

男女格差をなくす方法はたくさんあります。階級、生い立ち、人種、年齢、宗教、性的指向、社会経済的地位にかかわらず、すべての女性の地位を向上するために私たち一人ひとりができることがあります。ここでは、職場での女性のインクルージョンを向上し、偏見や分断をなくす8つのアイデアをご紹介します。このような取り組みによって、すぐに変化がもたらされる訳ではありません。重要なのは、以下の取り組みを単なるタスクとしてこなすだけでなく、ジェンダー平等を実現するための指針として継続的に実践することです。

1. LinkedInのキャリアアドバイス機能を活用する
LinkedInのキャリアアドバイス機能に登録すると、人脈を広げたり、キャリアに関するアドバイスを提供したりすることができます。この機能を使って、新たな就業機会やキャリア開発を目指している女性を支援しましょう。

2. 空きポジションに女性の適任者を紹介する
採用担当者や知り合いから空きポジションの情報が入ってきたとき、その仕事の内容やタイミングが自分に合わない場合には、同じ分野で働く女性の適任者を紹介しましょう。

3. 採用の際には、募集職務の内容にかかわらず多様な候補者を検討する
平等な職場環境を実現する上で、男女比率は極めて重要な問題です。組織のあらゆる階層で女性が活躍するようになれば、女性の声も届きやすくなります。人材を採用する際、人事部は男女の候補者の割合が等しくなるよう留意しなければなりません。

4. プロジェクトやミーティングには多様な人材が参加できるようにする
プロジェクトやミーティングなどの協議に多様な人材が参加しなければ、さまざまな視点を取り入れた判断ができません。多様な人材を採用しただけで満足せず、多彩な声が反映される企業文化を醸成することが大切です。

5.交渉役に女性を抜擢する
協力会社とのスケジュール調整やフリーランサーとの時給交渉など、交渉力を磨く機会を女性に与えましょう。女性本人、所属部署、さらには組織全体にとっても大きなメリットが生まれます。

6. ジェンダーバランスのとれた知識を身に付ける
私たちの世界観は、身に付けた知識によって形成されていきます。バランスの取れた世界観を持つためには、さまざまな情報源から知識を得ることが大切です。女性の著書を読み、女性の視点から見た世界を理解することもますます重要になっています。

7. 子どもの年齢に合わせて、ジェンダーに関する固定概念について話し合う
先入観は幼い頃から芽生えます。男女に関する固定概念や時代遅れな考え方について、子どもとオープンに話しましょう。

8. 活躍している現役世代の女性を応援する
「見たことがないものにはなれない」という言葉があります。セリーナ・ウィリアムズの試合を観戦したり、ミシェル・ヨーの出演映画を鑑賞したり、女性政治家を支持してみたりしながら知識と経験の幅を広げましょう。今の時代に活躍している女性の活動を応援することで、次の世代に取り組みをつなげることができます。

ブルームバーグをビジネスとして成功させるためには、女性の活躍が欠かせません。ブルームバーグは社外プログラムや社内の取り組みに力を入れ、今回ご紹介したアイデアをもとに世界各地で優秀な女性の募集・採用・キャリアアップを後押ししています。このような取り組みにおいても、職場や社会における経済的な男女平等は不可欠な条件となります。皆がそれぞれの役割をこなしながら一丸となって問題に取り組むことで、いち早く目標を達成することができるのです。

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